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びゅーの一口音楽鑑賞

アラサーのヲタ女が、ジャンル関係なく気に入った音楽や気になる音楽を1日1回紹介するだけのブログです。

三つのジャポニスム

吹奏楽 音楽鑑賞

こんにちは、びゅーでございます。TKGに柚子胡椒をトッピングするという話を聞きつけたのでいつかチャレンジしてみたい、なんて思っています。

 

今日、ご紹介するのは真島俊夫作曲の『三つのジャポニスム』という吹奏楽の曲です。ジャポニ「ズ」ムではありません、ジャポニ「ス」ムです。日本的題材を「鶴が舞う」「雪の川」「祭り」の3部構成で表現しています。カットなしで全部演奏すると18分くらいかかる曲ですね~。

 

1.鶴が舞う

まさにジャポニスムらしさ(?)を感じるというか、日本的っぽい雰囲気が出ています。

丹頂鶴の求愛ダンスを表現している曲なのだそうな。言われてみれば、曲の途中で冒頭にもあった音階がせりあがっていくようなフレーズが流れた後、木管楽器が「ぴょえーーーーーーーー」みたいな音を出したりミュートを付けたトランペットが「ぺーーーーー」みたいな音を出している箇所があります。もしかしたら丹頂鶴の鳴き声をイメージしているのかもしれません。オーボエやソプラノサックスのソロも緩やかなソロも素敵ですが、曲終盤の低音もまたカッコいいのです。

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2.雪の川

雪が降る冬の中で静かに流れゆく川を表現している曲です。クラリネットの聴こえるか聴こえないかぐらいの低音は、川が緩やかに流れる様を彷彿とさせます。曲中のイングリッシュホルン、ソプラノソックス、フルートソロも魅力的です。風情があって絵に描きたくなるような川と言うより、色のない冷たく淡々とした川のイメージが強い、そんな曲だと思います。

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3.祭り

タイトルの通り、日本のお祭りや踊りを表現している曲です。前の「雪の川」と打って変ってテンポの緩急差が激しい賑やかな曲になっています。個人的に気に入っているのはスローテンポになってクラリネットとフルートのソロが終わった後からティンパニソロの始まる前の箇所ですね。低音パートから徐々に色んなパートが演奏に入っていくのですが…何故か早朝に漁師さんが荒海に向かっていくイメージが浮かぶのです。

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演奏するとなると結構な技術を要する曲ですがコンクールの自由曲で演奏される程人気のある吹奏楽作品です。しかしコンクールで使用するとなるとフル(18分)で演奏するわけにもいかず、あらゆる箇所をカットしたりと工夫が必要になってきます。それを考慮してなのか、真島さん自身によって再編集された「三つのジャポニスム コンポーザーズ・エディション」なるものも発売されています。こちらの演奏時間はなんと7分30秒。オリジナル版(18分)の演奏時間の2分の1以下まで縮めてしまったのです。