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びゅーの一口音楽鑑賞

アラサーのヲタ女が、ジャンル関係なく気に入った音楽や気になる音楽を1日1回紹介するだけのブログです。

Scarborough Fair

民謡 洋楽 音楽鑑賞

こんにちは。七草を摂取しそこねてしまったびゅーです。

今日から3連休。私の乗った東京発の北陸新幹線は珍しく指定席満席状態でした。

北陸新幹線のおかげで長野や金沢に気軽(?)に行けるようになったのは素晴らしいことですが、お山の中を走っていくのでトンネルの数が非常に多く、携帯の電波がちょいちょい圏外になるのが難点ですね…。

今日紹介する曲は「Scarborough Fair」びゅーが気に入っているイギリス民謡のひとつで、サイモン&ガーファンクルの編曲が特に有名ですね。

 

1.この歌のテーマ

この歌はマザーグースなどによくある言葉遊びの歌だという説もあれば、二度と会うことの出来ない恋人を想う歌という説もあります。びゅーが気に入っている説は、旅人と妖精さんによる問答歌という説です。妖精さんは、通りすがりの旅人に「つなぎ目や針の跡のないシャツを作れ」だとか「海と岸の間にある1エーカーの土地を探せ」なんて問題をふっかけてきます。その問題をクリアしたら恋人はお前のものだと言いますがそんな問題をクリアさせる気はさらさらありません。問題に失敗したら旅人を魔界に連れ去る気まんまんです。旅人はそんな無理難題をやり過ごそうと魔除け効果のあるハーブの名を唱えました。そのハーブが「Parsley(パセリ), sage(セージ), rosemary(ローズマリー) and thyme(タイム)」なのです。

 

2.2番以降の歌詞の掛け合い

サイモン&ガーファンクル版の「Scarborough Fair」では、2番以降、本歌詞に被せるように掛け合いの歌詞があります。例えば3番の場合…。

本:1エーカーの土地を見つけてくれるよう伝えてほしい 

裏:丘の中腹で、わずかな木の葉の

本:(パセリ、セージ、ローズマリーにタイム)

裏:銀の露だけが家族の墓を洗い清める

本:海と岸との間がいい

裏:兵士となった子供は銃を磨くばかり 

本:そうすればお前の恋人は真に愛することができるだろう 

なんだか掛け合いの歌詞の内容が物騒に聞こえますが、これは「Scarborough Fair」本来の歌詞から戦争に巻き込まれた人々や命を落とした兵士を連想・追悼したものだからと言われています。民謡の歌の中でそっと反戦歌を混ぜているのですね…。

 

3.魅力的なアーティスト達によるカバー

S&G編曲の「Scarborough Fair」は発表されてから爆発的な人気を誇り、今では様々な海外アーティストによる素晴らしいカバーが発表されています。どのカバーも素晴らしくて上げるとキリがありません。是非、CDやyoutubeで聴いて回って欲しいですね…。

因みにびゅーが気に入っているカバーはサラ・ブライトマンさんが歌っているものです。彼女の澄んだ歌声と壮大なオケは鳥肌ものです。さりげなく歌詞の一部にある「she」の部分が「he」に変わっているのもポイントです。

youtu.be

 

 実はScarborough Fair」が世に登場したのはサイモン&ガーファンクルが発表した時よりもずっと前の16,17世紀のことです。元々は「妖精騎士(Elfin knight)のバラッド」にあった詩のようなのですが、正解の原曲が未だハッキリしない為同じ「Scarborough Fair」でも色々な歌い方がされています。その一例として、S&Gが編曲したものとは違う「Scarborough Fair」を貼っておきましょう。このバージョンも民俗歌っぽい雰囲気が出ていて好きですね…。

 

youtu.be